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子供のVPD

ポリオ

どんな病気

ポリオウイルスによる感染症です。このウイルスにかかっても、症状が出なかったり、出てもかぜのような症状だけです。しかし約千人に1人は手足に麻痺が出るとされています。

日本でもかつて大流行したことがあります。その時はお母さんたちが、マスコミとともにポリオ撲滅の大活動を行いました。そのため、当時の厚生大臣はソ連やカナダから使用し始めたばかりのポリオの生ワクチンを緊急輸入して、テストもしないで、子どもたちに投与しました。するとまたたく間に流行がおさまりました。

世界でもポリオウイルスの撲滅に近づきましたが、なかなか撲滅はできません。それどころか、ワクチンを飲まなくなった地域で、流行が起こっています。欧米でも、宗教上の理由でワクチンを拒否する人たちの子どもの間で流行したことがあります。日本では、約25年前から患者は出ていませんが、世界との交流が盛んな現在では、ワクチンの接種を中止すれば、必ず流行が起こるとされています。

症状や経過

このウイルスにかかっても、症状が出なかったり、出てもかぜのような症状だけです。しかし熱が下がってよかったと思っていると、手足が動かないことに気がつきます。このような症状が起きるのは、約千人に1人とされます。

重症になると

手足の麻痺は、長く残ります。また、呼吸をするための筋肉である横隔膜などに麻痺が起こると呼吸ができなくなります。昔は、鉄の肺という機械を使って呼吸器代わりに使いましたが、現在では人工呼吸器を使います。

予防は?

ポリオの生ワクチン(定期接種)を口から飲みます。回数は2回です。生ワクチンを接種(この場合は飲む)すると、次のワクチン接種まで、4週間待たなくてはいけません。現在、日本でポリオは流行していないので、DPTワクチン、BCG、麻しんなど流行しているワクチンを先に受けて下さい。

欧米では人に発病させるおそれがないポリオ不活化ワクチンを使用しています。日本でも切り替えがのぞまれますが、いまだにめどが立っておらず、当分先のことになりそうです。

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