水痘(みずぼうそう)ワクチン

生ワクチン
2014年から定期接種

予防するVPD

水痘(みずぼうそう)

接種時期と接種回数

1歳から接種できます。1回目の接種後約3か月たったら2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。

おすすめの受け方

1歳になったらMR(麻しん風しん混合)ワクチンと同時接種で受けましょう。地域で流行していなくても、かかりやすいので1歳でMRワクチン、おたふくかぜワクチンと同時接種がおすすめです。
1回接種した人でも、接種後3か月たったら2回目を接種しましょう。

定期接種の対象でない年代でも、水痘にかかっていない人は2回接種を受けましょう。感染力が強く、ワクチンを受けていない子どもが多い学齢期の流行がみられます。任意接種でも2回の接種をおすすめします。

スケジュールを立てる時のポイント

1回目:1歳でMRワクチンやおたふくかぜワクチンと同時接種で受けましょう。
2回目:1回目から3か月~6か月の間隔をあけて受けます。ワクチンの効果を確実にするためにも2回接種をおすすめします。

ワクチンの効果と安全性

副反応はほとんどないワクチンですが、1回だけの接種では数年以内に約20~50%の人が発症します。ワクチンを接種していると、多くの場合、接種しないで自然感染するよりも軽くすみ、水疱のあとも残りにくくなります。

同時接種について

早く免疫をつけて、危険なVPDから子どもを確実に守るために同時接種は欠かすことのできないものです。同時接種が安全であることは、世界の何億以上の子どもたちが受けてきていることからも、世界の常識であり、日本でも確認されています。接種年齢になっていれば、何本でも受けられます。米国では、生後2か月の時は6種類も受けています。
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