四種混合(DPT-IPV)ワクチン・三種混合(DPT)ワクチン・二種混合(DT)ワクチン- Know VPD!

四種混合(DPT-IPV)ワクチン・
三種混合(DPT)ワクチン・
二種混合(DT)ワクチン

不活化ワクチン+トキソイド
定期接種

予防するVPD

四種混合:ジフテリア(D)百日せき(P)破傷風(T)ポリオ(IPV)の4種類
三種混合:ジフテリア(D)百日せき(P)破傷風(T)の3種類
二種混合:ジフテリア(D)破傷風(T)の2種類

四種混合(DPT-IPV)ワクチンは2012年11月に導入されました。

接種時期と接種回数

1期:生後3か月から接種できます。3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を接種します。

2期:11歳から、二種混合(DT)ワクチンを1回接種します。就学以降の百日せきの予防のためには、二種混合ワクチンに代わって三種混合ワクチンを任意接種で接種します。

就学時前の接種(任意接種):百日せきワクチンの抗体は小学校入学前に低下するため、百日せきの感染を予防するには、MRの2期に合わせて三種混合ワクチンの接種を推奨しています。とくに乳児への家族内感染が心配な場合は、4歳以降での接種を推奨します。小学校入学前の時期の接種はWHOも推奨しています。

おすすめの受け方

百日せきは子どもがかかりやすく、かかると症状が重くなりやすいVPDです。特に小さな赤ちゃんがかかると重症化してしまいます。また、大人にも流行していてどこでうつるかわからないため、生後3か月になったらできるだけ早く受けましょう。BCGは標準的な接種期間が生後5ヶ月からですので、四種混合を生後3か月になったらできるだけ早く受けましょう。

また小学校入学後の百日せき患者さんが増えています。四種混合ワクチンの接種者の抗体低下による百日せきの感染を予防するために、MRワクチンの2期の時期に合わせて三種混合ワクチンを受けましょう。

スケジュールを立てる時のポイント

1期:生後3か月になったらすぐに1回受け、その後3~8週間隔で2回続けて受けます。ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどと同時接種がおすすめなので、4週間ごとに同時接種で受けましょう。追加接種も、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの追加接種と同時接種ができます。

2期:ジフテリアと破傷風の二種混合(DT)ワクチンを11歳になったら受けましょう。

就学時前の接種:百日せき予防のためにMRの2期に合わせて三種混合ワクチンを任意接種で受けましょう。

副反応

接種したところが赤くはれたり、しこりになったりする場合があります。回数を重ねるごとにはれることが少し多くなりますが、ほとんどは問題になるほどまでにはなりません。
まれに腕全体がはれたりしますが、その時はかかりつけ医を受診してください。

二種混合(DT)ワクチンについて

日本も海外と同じく小学生高学年以上の年長者の百日せき患者が急増しています。海外では、就学前と二種混合(DT)ワクチンの接種時期に三種混合ワクチンの追加接種をするスケジュールに変更になっています。日本では、2018年1月に三種混合ワクチンが再発売となりましたが、二種混合ワクチンの三種混合ワクチンへの変更ができていません。ここにもワクチンギャップが存在し、日本ではまだ多くの人が百日せき発症の危険にさらされています。

同時接種について

早く免疫をつけて、危険なVPDから子どもを確実に守るために同時接種は欠かすことのできないものです。同時接種が安全であることは、世界の何億以上の子どもたちが受けてきていることからも、世界の常識であり、日本でも確認されています。接種年齢になっていれば、何本でも受けられます。米国では、生後2か月の時は6種類も受けています。
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