B型肝炎ワクチン

不活化ワクチン
2016年10月から定期接種

予防するVPD

B型肝炎、将来の肝臓がん

接種時期と接種回数

母親が妊娠中に検査を行ってB型肝炎キャリアであることがわかった場合は、母子感染予防として、健康保険で接種できます。その際は、出産したかかりつけの医療機関で接種スケジュールの指示があります。

母親がキャリアでない場合は、生後2か月からヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。4週間隔で2回、2回目から4~5か月経ってから1回の合計3回接種。
B型肝炎の接種間隔は実施要領では、1回目から2回目は27日以上、3回目は1回目から139日以上、2回目と3回目は6日以上の間隔をあけるとなっています。これでは 最短20週で接種が完了してしまい、アメリカを含め国際的な接種間隔から外れる場合が出てきてしまいます。そのため当会では3回目は2回目からの接種間隔をあけることが望ましいので、2回目と3回目の間隔として4-5か月を提案しています。

おすすめの受け方

B型肝炎は母子感染(垂直感染)や輸血だけでなく、知らない間にかかることも多いVPDなので、WHO(世界保健機関)では、世界中の子どもたちに対して生まれたらすぐにこのワクチンを国の定期接種として接種するように指示し、ほとんどの国で定期接種になっています。日本ではかかる確率は低いとされてきましたが、よく調査をすると毎年大人を含めて約2万人がかかっていると推定されています。
また、3歳以上で感染してもキャリアになりやすい遺伝子型AというタイプのB型肝炎が日本でも広がっています。知らない間にキャリアになった家族などから子どもへの感染もめずらしくありません。

ワクチンは生後すぐから受けられますが、生後2か月で受けるヒブ、小児用肺炎球菌、ロタワクチンとの同時接種がおすすめです。たいへん重要なVPDですので、お子さんの年齢にかかわらず、ワクチン接種がまだの方はできるだけ早く受けましょう。

スケジュールを立てる時のポイント

生後2か月で受けるヒブ、小児用肺炎球菌、ロタワクチンとの同時接種ができます。
たいへん重要なVPDですので、お子さんの年齢にかかわらず、ワクチン接種がまだの方はできるだけ早く受けましょう。
同時接種について
早く免疫をつけて、危険なVPDから子どもを確実に守るために同時接種は欠かすことのできないものです。同時接種が安全であることは、世界の何億以上の子どもたちが受けてきていることからも、世界の常識であり、日本でも確認されています。接種年齢になっていれば、何本でも受けられます。米国では、生後2か月の時は6種類も受けています。
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