日本脳炎ワクチン

不活化ワクチン
定期接種

予防するVPD
日本脳炎
接種時期と接種回数

1期は、6か月—7歳5か月までの間に3回の接種。1回目を接種後1−4週間空けて2回目を接種し、およそ1年後に追加接種を1回受けます。
2期は、9歳-12歳に1回接種します。(2010年8月27日に厚生労働省の法令が変更され、ようやく2期の定期接種ができるようになりました)また、当分の間、1期3回の接種が完了していない人は、接種していない回数を2期の期間に定期接種として受けられるようになりました。
2期の期間にあたる9歳-12歳のお子さんについて、日本脳炎ワクチンの接種していない回数を母子健康手帳で確認しておきましょう。

・1期で1回も受けていない人→1期分として3回、2期として1回、合計4回接種できます
・1期で1回受けた人→1期分として2回、2期として1回、合計3回接種できます。
・1期で2回受けた人→1期分として1回、2期として1回、合計2回接種できます。

1期と2期にあてはまらない7歳6か月-8歳の人は、9歳になればこの措置で接種できます。13歳以上の人は今回の措置の対象から外されています。

おすすめの受け方
ワクチンの予防効果などで、かかる人は少なくなりましたが、かかってしまうとたいへん重症になります。現在、国は3歳児以外に日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨を差し控えていますが、これはワクチン不足のためです。定期接種の年齢の人は希望すれば受けることができます。
生後6か月から接種可能ですが、多くの地域では標準年齢の3歳からになっています。豚が日本脳炎ウイルスにかかる率が高く、感染源となる養豚場が多く、そのため患者数も多い西日本では、6か月から接種した方がいいという意見もあります。地域にかかわらず、心配な方はかかりつけの小児科医と相談してください。
副反応
受けたところが少し赤くなるなどのことが10%くらいの人に起こります。
過去に使用された古いタイプの日本脳炎ワクチンの接種後に神経系の病気であるADEM(亜急性散在性脳脊髄炎)の重症例が起こったとして、2005年5月から積極的な推奨が差し控えられました。しかし、医学的に見るとワクチンが原因とは考えにくく、WHO(世界保健機関)でも、日本脳炎は重大なVPDであり、そのワクチンが原因という科学的な理由はなく、ワクチン接種は必要と言っています。
現在も3歳児以外は積極的勧奨(個別通知をすることなど)の中止は続いていますが、これは希望者全員が受けられるだけのワクチンの供給はできないためです。ただし今のところはワクチンが足りなくて受けられない人が出ているということはないようです。
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