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子供のVPD

B型肝炎

どんな病気

B型肝炎ウイルスによる感染症です。このウイルスが体に入ると肝臓につき、肝炎を起こしたり、長く住みついて(慢性化)、肝硬変や肝臓がんを起こします。感染経路は、B型肝炎を持ったお母さんから分娩の時にうつったり、B型肝炎で汚染された血液の輸血や性行為などで感染することが知られています。しかしこれだけではなく、唾液からうつったり、原因不明のこともよくあります。特に子どもの場合は、原因不明のことも多いとされます。

症状や経過

肝炎になると、ふつうは疲れやすくなって、黄疸(おうだん)が出ます。ただしかかっても軽い場合もあります。今までの日本のB型肝炎ウイルスは、子どもの頃にかからない限り慢性化しないとされてきましたが、最近は欧米で流行しているウイルスが持ち込まれており、この場合は、おとなでも慢性化するとされています。

重症になると

肝炎になって重くなると、劇症肝炎になり死亡します。また慢性化すると、肝臓の細胞が大幅に減って働きが悪くなったり(肝硬変)、肝臓がんが起こります。

予防は?

B型肝炎ワクチン(任意接種、不活化ワクチン)で防ぎます。世界の多くではWHOの指示通りに定期接種になっていて、1回目を生まれて1週間以内に産科施設で接種し、2回目を2−4か月頃、3回目を9−12か月頃に接種します。接種はどの年齢からも開始できますが、できれば生後1−3か月からがおすすめです。また、母親がB型肝炎のキャリアーの場合は、母子感染予防として健康保険で接種できます。

ワクチンの効果は10年前後とされています。自分がかからないようにするという個人防衛の意味では、破傷風のワクチンなどと同じように、10年毎くらいに追加接種した方がよいという考え方もあります。

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