お友達に教えるサイトマップお問い合せ
KNOW!VPD HOME
 
子供のVPD

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

どんな病気?

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)によっておこる感染症で、2019年末頃から今に至るまで世界中で流行しています。

新型コロナウイルスは、人から人へ感染をくり返す中で少しずつ変異します。変異株によって、感染力や重症化するリスク、ワクチンの効果が異なります。

オミクロン株の流行とともに新型コロナウイルス感染症の新規陽性者に占める10代以下の割合が増加し、2022年2月には全体の30.0%となりました。年代別陽性者率(10万人当たりの新規陽性者数)は、5~9歳が最も多く、次いで10~14歳となっています。

症状や経過

新型コロナウイルスに感染すると、発熱やせき、倦怠感などのかぜに似た症状が現れます。症状がない場合や、味覚や嗅覚の消失、のどの痛み、頭痛、下痢、皮膚の発疹や手足の指の変色、眼の充血または炎症が現れたりすることがあります。一般的に、子どもは大人よりも「軽い」といわれていますが、発熱や倦怠感、のどの痛みなど子どもにとってつらい症状が現れます。

新型コロナウイルス感染症の感染や、感染者の濃厚接触者となった場合、学校は欠席し「出席停止」扱いとなります。

重症になると...

小児の新型コロナウイルス感染症の多くは軽症や無症状ですが、入院や重症化することもあります。

新型コロナウイルス感染後、数週間経ってから発症する多系統炎症性症候群(MIS-C)が国内外で報告されています。MIS-Cは心臓など多臓器に影響を及ぼし集中治療室での入院治療が必要となる重い病気で、発症の中心年齢は8~11歳です。感染者が多い米国ではMIS-Cによる死亡も報告されています。

若い人では、新型コロナウイルス感染症の合併症として心筋炎・心膜炎を発症する恐れがあります。感染後の心筋炎・心膜炎の発症頻度は、ワクチン接種後の副反応よりもはるかに高いことが報告されています。

予防は?

5歳以上は、新型コロナワクチン(臨時接種、mRNAワクチン)で予防します。現在、ファイザー社と武田/モデルナ社の2種類のワクチンがあります。5歳から11歳の子どもたちは、有効成分を12歳以上の3分の1に減量したファイザー社のワクチンを接種します。

ファイザー社 武田/モデルナ社
接種対象 5歳以上 12歳以上
接種回数 初回接種2回。
12歳以上は追加接種。
初回接種2回、追加接種。
12~17歳はファイザー社ワクチンを追加接種。
スケジュール 1回目接種後3週間あけて2回目。
12歳以上の3回目は、2回目接種後6か月以上あけて接種。
1回目接種後4週間あけて2回目。3回目は2回目接種後6か月以上あけて接種。

5~11歳の副反応の発生頻度は、12~15歳、16~25歳よりも低く、心筋炎については12~15歳、16~17歳よりもおこりにくく、発症した全員が回復しています。

新型コロナワクチンの前後にほかのワクチンを受けるときには、2週間以上あけることが必要です。