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ワクチンについて

ワクチンのしくみ

自然感染よりはるかに安全に免疫をつくります。

子どもが麻しん(はしか)に自然にかかって治ると、「この子はもう、麻しんにはかからない」と言われますね。これは、子どもの体内に麻しんに対する免疫ができるからです。*

ワクチンは、こうした自然感染と同じしくみで、私たちの体内に免疫を作り出します。ただし自然感染のように実際にその病気を発症させるわけではありません。コントロールされた安全な状態で免疫を作り出します。ですから、接種後に症状が出ず、たとえ症状が出てもたいへん軽いのが特徴です。ほかの人へうつさせない点も、ワクチンの利点です。

しかし、自然感染に比べて生み出される免疫力は弱いため、1回の接種では充分でなく、何回かに分けての追加接種が必要になることがあります。

ワクチンのしくみ

*ただし、麻しんなどに自然にかかっても、終生免疫(一度感染すると生涯その病気にかかることがない)ができるのではないことが、わかってきました。

(2024年4月更新)