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ワクチンについて

ワクチンの副反応にはどんなものがあるの?

ワクチンが原因といわれている副反応には、主にどんなものがあるのでしょうか。接種した所が赤くなったり熱が出たりする以外にも、病気の発症や合併症など、重大な副反応もあります。しかしこれらも、必ずしもワクチンが原因だとは断定できない場合が多いのです。むしろ、ワクチンを接種した後にたまたま起こった紛れ込みの事故である可能性が高いといわれています。

接種した所が赤くなる  接種場所が赤くなる程度のことは、どのワクチンでもよくあります。実際に局所反応が多いワクチンは三種混合(DPT;ジフテリア・百日せき・破傷風混合)です。ふつうは治療の必要はありません。まれにひじを超えて腫れが広がることもあります。この場合は、腫れをとる薬などで対応します。
熱が出る 生ワクチンは、病原性(毒性)をしっかり弱めたウイルスや細菌を使うので、ふつうは特別な症状は出ませんが、中には軽くその病気の症状が出ることがあります。
代表的なのが麻しん(はしか)で、熱が出るケースが約20%あります。ただ、症状は強くはありません。逆にいうと、毒性を弱めたワクチンのウイルスでさえ熱が出る子は、本物の麻しん(はしか)にかかるとさらに重症になる危険性が高いといえるでしょう。
ポリオや結核の発症 2012年8月まで定期接種だった生ポリオワクチンは予防効果は非常に高いのですが、ワクチン接種によるポリオを発症する恐れがありました。2012年9月から人に発病させるおそれがない不活化ワクチンに切り替わりました。

BCGの場合、重い免疫の病気でない子どもでもまれに全身にBCG菌が広がることがあります。結核の治療でおさまりますが、このような症状が出る子どもは非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)という結核菌の仲間の菌による病気にもなりやすく、これらの病原体に対する免疫に関係した特殊な遺伝子の異常が疑われています。
その他の副反応の問題 ワクチンを接種した場合に、合併症を起こすことがあります。たとえば、おたふくかぜのワクチン接種を受けると、数千人に1人(0.05%程度)、無菌性髄膜炎(むきんせいずいまくえん)が起きるケースがあります。しかし接種を受けないで自然にかかった場合は、約2%(100人に2人)の患者に無菌性髄膜炎が起こるといわれていて、ワクチンを接種した方が、発生する割合ははるかに少ないのです。また、ワクチンで起こる無菌性髄膜炎は、ふつうはひどくならず、短期間の入院か外来治療で済みます。
これらを含めて、副反応があっても接種するのは、副反応より相手の病気(VPD)の方が重大だからです。それだけVPDは重大な病気なのです。
昔あった重大な副反応 長いワクチンの歴史の中で、問題が起こったこともあります。ワクチンの初期の時代は、ポリオウイルスを弱めるのに失敗してポリオが起こってしまったとか、ジフテリアの毒素の無毒化がうまくいかなかったなどの問題が起こりました。それ以後は検査体制の強化などで、製造過程でのこのような重大な不具合は起こっていません。

1970年以降では、米国の豚インフルエンザワクチン(豚のインフルエンザウイルスを使って製造したワクチン)で、一時的な手足のまひなどが自然に起こるギランバレー症候群の割合が数倍高くなったことがあります。またこれも一時的なものですが、スイスの鼻の中に噴霧する不活化インフルエンザワクチンを使用した時に、顔面神経まひが同じく数倍起こったことがありました。

日本では、ワクチンの安定剤として使用されていたゼラチン(食べ物のゼラチン)がゼラチンアレルギーを誘発して、死亡者を出したこともありました。そのため今はゼラチンを使用していません。

これらの問題も、政府や医師が常にワクチンに関心を持って、よく調査され続けているからこそわかったことです。現在使われているワクチンは、長い歴史があり、世界中で多くの子どもたちに使用されてきて、安全性が確認されているものです。安心して接種してください。
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