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赤ちゃんのB型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンは「肝臓がん」の予防ワクチン

B型肝炎ウイルスに感染すると、一部の人がキャリア(持続感染:ウイルスを体内に保有した状態)となり、キャリアのうち約10%の人は慢性肝炎を発症し、肝硬変、肝臓がんへと進行する危険性が高くなってしまいます。肝硬変になると3人に1人が肝臓がんを発症しています。
肝臓がんはがんの中でも死亡率が高く、がん全体の死亡者のうち男性で14.3%(第3位)、女性で8.6%(第4位)を占めています。その割合は、この30年で3倍にもなり、今後も増加が予想されています。

B型肝炎ワクチンは、キャリア化を防ぎ、将来、肝臓がんから赤ちゃんの命を守る「がん予防ワクチン」です。

B型肝炎ウイルス感染後の経緯

B型肝炎ウイルス感染後の経緯