NEWS
2019-04-17 09:44:11

”Vaccine Hesitancy(ワクチン接種をためらうこと)”を考える

VPDの会が活動をはじめたのは、2008年です。当時の予防接種の最大の課題はワクチンギャップの解消でした。日本でも、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん、不活化ポリオ、水痘(みずぼうそう)、B型肝炎ワクチンを定期接種で受けられるようになりました。この10年余でワクチンギャップの溝が埋まりつつあるなか、課題となっているのが、”Vaccine Hesitancy(ワクチン接種をためらうこと)”です。

FacebookやTwitterなどのSNSでは、誤った情報の拡散をとめるための対策を始めました。子育てに熱心で、健康に敏感な方ほど、誤ったワクチン情報に惑わされやすいことが知られています。誤った情報による”Vaccine Hesitancy(ワクチン接種をためらうこと)” は、感染症の流行をまねき、子どもたちの命の問題となります。

VPD(ワクチンで防げる病気)から子どもたちを守るために、Vaccine Hesitancyの正しい理解と対応を今から取り組むことが必要です。VPDの会では、あらためてVaccine Hesitancyとはどういうことか、考えていきます。

 2019年2月発行のニュースレター記事で特集しています。こちらをご覧ください。