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2025-06-13 11:33:58

当会のVPDやワクチンに関する情報について ~米国政府による推奨ワクチンの変更報道を受けて~

VPDを知って、子どもを守ろうの会が設立した2008年当時は、日本の予防接種制度は欧米に大きく遅れており、いわゆる「ワクチン・ギャップ」が問題となっていました。ほかにも、VPDやワクチンについて知っておくべき情報が社会に十分に伝えられていないために、お子さんの保護者においても予防接種に対する関心が高くありませんでした。

そこで、欧米諸国をお手本に、いつどのワクチンをどのように受ければいいのかをわかりやすくまとめた「予防接種スケジュール」を開発し、一般の方向けのわかりやすいVPDとワクチンの情報発信を開始しました。

2024年には、WHO認定の信頼できる情報発信ネットワーク「Vaccine Safety Net(VSN)」に登録され、ワクチンの安全性について正しい情報を提供しています。

「予防接種スケジュール」は、現在にいたるまで、最新の科学的根拠をふまえて毎年見直しを重ねています。海外諸国の推奨ワクチンが変更になった場合は、その判断にいたった科学的根拠をもとに、当会の「予防接種スケジュール」の見直しの必要性を検討します。

 

 

Vaccines are safe. Vaccines are effective. Vaccines save lives.

安全で効果的、そして命を救う――それがワクチンです。

 

これは、2017年に米国政府が新たに予防接種に関する委員会の設置が報じられたことについて、米国小児科学会の声明*にあった一文です。当会も、この考えに賛同しています。今後も、子どもたちの健康と命を救うために、科学的根拠に基づいて情報発信をしてまいります。

*https://www.laaap.org/american-academy-of-pediatrics-emphasizes-safety-and-importance-of-vaccines/

 

リリース当会のVPDやワクチンに関する情報について ~米国政府による推奨ワクチンの変更報道を受けて~

(2025年6月4日)