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リリース「新型コロナウイルスの流行で小児ワクチンの接種率が低下」

 

新型コロナウイルス(COVID-19)が流行し、外出自粛ムードが広がりました。4月7日に非常事態宣言の発令され、今月になり地域によっては緊急事態宣言が解除になりましたが、首都圏や関西圏では、引き続き外出自粛が求められています。

当会が提供している「予防接種スケジューラー」アプリの登録データをもとに、ワクチンデビューの指標として小児用肺炎球菌ワクチン1回目の接種率と、1歳からのワクチン接種の指標としてMR(麻しん風しん)ワクチン1期の接種率を評価しました。いずれのワクチンも接種率が低下していることが確認されました(詳細グラフ)。


ワクチンデビューの遅れは、細菌性髄膜炎の感染リスクにつながります。早めに接種して子どもたちを守りましょう。

  

一般的なワクチンデビューは、小児用肺炎球菌やヒブワクチンなどを接種する生後2か月です。「予防接種スケジューラー」の登録データで、"3か月齢での小児用肺炎球菌ワクチンの接種率"を調べたところ、昨年11月生まれの赤ちゃんから接種率の低下がみられ、12月以降はさらに低くなっていることがわかりました。細菌性髄膜炎の予防には、小児用肺炎球菌とヒブワクチンを生後6か月までに3回接種しておくことが大切です。未接種のまま生後2か月をすぎてしまっている場合には、できるだけ早くかかりつけ医に相談しましょう。

 

 麻しん(はしか)の感染リスクが懸念されています。確実にワクチン接種で予防しましょう。

 

MRワクチンは1歳早期に接種しますが、「予防接種スケジューラー」の登録データによると、昨年12月以降に1歳になったお子さんのMRワクチンの接種に遅れがみられることがわかりました。

接種率低下による麻しんの感染リスクの高まりは、全世界的に懸念されています。活発な人の交流が再開されれば、日本でも同様に感染のおそれが発生します。今のうちに確実に接種をするようにしましょう。

 

VPDの会では、現在、医療機関への調査と一般保護者対象のウェブアンケートを実施しており、新型コロナウイルス感染症の影響を検討し今後の予防接種について提言を出していく予定です。

  

2020年5月19日

NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会