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【ワクチンの安全性について】ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンおよび同時接種の中止問題(2011年3月16日)

「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会代表、日本赤十字社医療センター小児科顧問:薗部友良 

ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンおよび同時接種の中止問題

保護者の皆様
まず今回の想像を絶する大震災で被害に遭われた方々に心よりご同情申し上げます。特に亡くなられた方々には深い哀悼の意を表します。

さて3月8日に厚労省で今回の接種中止の件の検討会が開催されました。「亡くなられた不幸な方とワクチンとの因果関係は認められないが、現時点で接種中止を続ける。次は2週間前後で再検討する。」と厚労省は発表しました。

今回の決定は、世界の予防接種政策の常識から言いますと、まったく不可解なことです。接種開始が遅れれば遅れるほど、2つのワクチンで防ぐVPD(ワクチンで防げる病気)の被害が広がります。VPDを知って子どもを守ろうの会では厚労省に早期の同時接種を含めた全面再開を要求いたします。

 当然のことですが、海外でもこの問題に関心を示しております。しかし内容を把握した後に取った判断は以下の通りです。世界で一番安全性に厳しい米国政府では、「今回の日本に見られたことで、予防接種政策を変更することは一切無い。(今までどおりにヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの接種と同時接種などを続けていく。)」と報道されております。世界的に有名なワクチンの専門家のオッフィト先生は「日本の厚労省の行っていることは“foolish”である。」とさえ、述べております。

「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会の今回の件に関する基本的見解は、3月7日の部分をご覧下さい。ただし、一つ訂正があります。「百日咳ワクチン」接種後の赤ちゃんの死亡に関して、正確には「DPT(百日咳、破傷風、ジフテリアの三種混合)ワクチン」でした。お詫びして、訂正いたします。

次に、3月11日に一部のヒブワクチンが会社により回収されております。これは2本のワクチンの溶解液に異物が認められたためとのことです。厚労省も厳しい再検査を行いましたが、細菌などが含まれておらず、ほかの成分にも問題ありません。免疫も充分できます。ですので、受けられた方はご安心ください。これはあってはならないことですが、幸いなことに程度の軽い事故です。もっと重大なことが起これば、政府が回収命令を出しますが、今回は自主回収であることからでも、ご理解頂けると思います。ただし、これによりワクチン不足が起こる可能性もあるとのことです。

もしワクチン接種が再開されたときは、なるべく早く接種を受けて下さい。たとえ前回との接種間隔が通常より空いても、接種後の免疫は変わらずに作られます。最初からの接種のやり直しは不要です。

今後もお子様に対する熱い愛情に裏打ちされた、冷静な判断をお願いいたします。

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