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小児用肺炎球菌ワクチンが7価から13価に切り替わります

現在使用中の7価の小児用肺炎球菌ワクチン(PCV7:プレベナー7)が2013年11月1日より、13価の小児用肺炎球菌ワクチン(PCV13:プレベナー13)に変更されます。

肺炎球菌ワクチンは約90種類ある肺炎球菌の菌株の中で、髄膜炎などの重い病気を起こしやすい菌株を選んで作られています。日本より先に接種を開始した欧米では、7価ワクチンを多くの子どもが受けたおかげで、7価ワクチンに含まれた菌株による病気はほとんどなくなりました。7価ワクチンの導入が世界より約10年遅れた日本でも、ワクチン導入後ワクチンで予防できる肺炎球菌による病気は全体的に減りました。それでも、残念ながらいまだにかかる子どもがいます。

7価ワクチンが普及後、日本を含む世界中で7価ワクチンに含まれていない菌株による髄膜炎などの重い病気にかかる子どもの割合が増えてきました。代表的な菌株が19Aといわれるものです。この19Aを含む日本でもかかりやすい6種類の新しい菌株を7価ワクチンに追加したのが13価の小児用肺炎球菌ワクチン(PCV13:プレベナー13)です。

欧米では、日本で7価ワクチンが導入された年に13価ワクチンの使用を始めており、効果と安全性の評価は確立しています。 7価から13価へのワクチン変更の仕方は簡単です。次の接種日が11月1日以降の方で、2回目から4回目の接種をされる場合は7価肺炎球菌ワクチンを13価肺炎球菌ワクチンに代えるだけです。ママたちが申し出をしなくても、医療機関の7価ワクチンは回収されていますので、接種できるものは13価ワクチンしかありません。そしてそれ以後はスケジュール通りに、13価ワクチンを受けていけばよいのです。この方式で、例えば7価ワクチンを3回受けていて、4回目に初めて13価ワクチンを受けても新しい6種類の菌株に対しての免疫(抗体)は十分にできます。またご心配の副作用(副反応)に関しても、7価ワクチンとほぼ同じで、安心して受けることができます。

次は、すでに7価ワクチンの必要回数(標準的なスケジュールでは4回)を受け終わった子どもがどうすればよいかです。13価ワクチンならば防げる菌株(19Aなど)による重い肺炎球菌の病気に、数は多くはありませんが、1歳半以上の子どもたちがかかっています。そのため米国では7価ワクチンの接種が完了した方、具体的には生後14か月から59か月の子どもたちを対象に、13価ワクチンの追加接種(=補助的追加接種と言います)を1回、原則無料で行っております。

しかし日本は子どものために国のお金をかけない、子どもの予防接種に予算をつけない国です。このような子どもを愛さない国であるために、補助的追加接種は定期接種では行われません。希望者は、あくまでも任意接種ワクチンとして、接種費用を負担して13価ワクチンを受けることは可能です。子どもたちのために補助的追加接種を強くお勧め致します。詳しくは主治医とご相談ください。

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