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日本脳炎接種後死亡事故の件について (2012年10月22日)

皆様ご心配のことと思いますので、1022日時点での見解を述べたいと思います。

新聞などの報道によりますと、日本脳炎ワクチンを受けたお子さんが接種後短時間で死亡されたとのことです。また他に、接種後1週間に急性脳炎で死亡されたお子さんのことも報道されています。原因が何であれ、亡くなられたお子さまのご冥福をお祈りいたします。

今回の死亡事故は「接種後の有害事象」という、接種後に見られた“悪いこと”です。有害事象には真の副作用とニセの副作用(紛れ込み事故)の両者が含まれます。真の副作用のうち、死亡につながる重い副作用は極めてまれ(数百万回に1回未満)と言われています。たしかにワクチンのリスクはゼロではありませんが、世界中で継続して使用されていることが、安全性の極めて高いことの最も有力な証拠です。

接種後短時間で亡くなられた岐阜県のお子さんについては、アナフィラキシーショック(予防接種後に極めてまれに起こる重症のアレルギー反応)の所見はなかったとのことです。もう一人のお子さんについても、接種後1週間という時間の経過があり、共にワクチン自体の副作用による死亡である可能性は極めて低いと考えられます。

現時点の見解としては、冷静に対応していただくと共に、今まで通りにワクチンの接種を続けていただきたいということです。なぜなら、接種を受けない、あるいは接種を遅らせる危険性の方が極めて大きいからです。

昨年のヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの接種後死亡問題で、厚労省は一時的に接種を中止しました。しかし、米国の専門家は「これは、間違った判断である」と述べています。例えば1か月間ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの接種を中止すれば確実に細菌性髄膜炎にかかる子どもの数は増えてしまいます。

ただし、日本脳炎は夏から秋に流行する病気ですので、今すぐワクチンを受けなければならないというわけではありません。今よりも詳しい情報が公表された時点で、あらためて見解を公表する予定です。

なお、ワクチンの安全性に関しては、ホームページや発売中の「お母さんのためのワクチン接種ガイド(改訂版)」に詳しく記載しておりますので、ぜひご確認ください。保護者の方々におかれましては、ワクチンを受けない危険性を正しくご理解していただき、愛するお子さんをVPDの脅威から守ってくださいますようお願いいたします。

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