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予防接種ケーススタディ
シーン4 予防接種の当日になりました。体調を確認します。

ひどくはないですが、かぜ気味です。受けても大丈夫でしょうか?

自称ベテランママ Vさん 新米パパ Pさん 検索大好きママ Dさん
子どもの場合37.5度以上でないと「熱がある」とはいわないって聞いたことがあるわ。熱がなくて、多少の鼻水やせきなら受けさせるわ。 もともと、うんちがゆるくて下痢気味です。受けないほうがいいのでしょうか。 この前かぜをひきました。まだ完全に治っていないのだと思います。受けても大丈夫なのでしょうか。
先生に聞いてみよう!

小さなお子さんでは「体調が万全」なときは意外と少ないもの。お母さんが迷うのも無理はありません。大切なのは、かぜ気味だからと言って慎重になりすぎないことです。お母さんが無理だと思っても、医師の判断では接種可能なこともよくあります。

Vさんのいうとおり、鼻水やせきがあっても、体温が37.4度以下であれば接種できます。鼻水やせきがひどくて苦しそうなときには、予防接種を延期するのはもちろんですが、受診したほうがいいときもありますよ。

Pさんのお子さんの場合ですが、離乳食前の乳児はウンチがゆるい赤ちゃんが多いので、軟便の程度を医師に伝えて接種できるか判断してもらうのがいいですね。
当たり前ですが、嘔吐や水様便など嘔吐下痢症がひどい場合には予防接種は延期しましょう。

Dさんのお子さんはかぜをひいていたそうですね。いつごろ、何の病気でどんな症状だったか、受けたいとワクチンは何かによって、接種できるか判断します。まずは、その病気を診てもらった医師に相談して、いつから受けられるのか聞いてみましょう。

アレルギーや治療中など気になることも、かかりつけの小児科医なら的確なアドバイスをもらえますよ。疑問や不安は解消してから予防接種を受けましょう。

まとめ
1かぜ気味でも、37.5度以上の熱がないならOK
2判断に迷ったら、接種時に医師に相談しましょう
3治療中の人は、ふだんから小児科医に聞いておきましょう!
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(2024年4月更新)