赤ちゃんの泣きやませ方

多くの赤ちゃんが泣きだすのが次のタイミング。

まず、注射の針が刺さったとき。とくにBCGはスタンプ形式のためほとんどの赤ちゃんが泣きだします。小さなわが子の腕に小さな針が何本も押し付けられる姿に付き添いのパパやママも目を覆いたくなりますよね。
次が、薬液が注入されていくとき。ほんの1,2秒ですが、赤ちゃんや抱っこしているパパやママにとっては実際以上に長く感じます。その間、しーんとした瞬間があり、耐えられずに泣き出す子が多いようです。

でも、大人に比べて、赤ちゃんは痛みに対して鈍感です。泣くのは痛みよりも、刺激にびっくりして泣くことが多いので、うまく対処すればすぐに泣きやみます。
大きくなると、その場の雰囲気や前の順番の子どもの泣き声に誘発されて刺激や痛みとは関係なく、泣く子もいます。今回は、1歳くらいまでの赤ちゃんの場合のご参考にしてください。

接種するときには、赤ちゃんを包むように、やや強く抱っこします。パパやママと接する部分が多いと安心するようです。
受けたらすぐに、ミルクの後のゲップの時のように赤ちゃんをたて抱きにします。やや大きく縦に揺する、やさしく声をかける、背中を軽くたたくなどすると、すぐに泣きやむことが多いものです。逆に小さい赤ちゃんの顔を見てあやしてもあまり有効ではありません。
およそ6か月過ぎたら、すぐに接種した部屋から出て、おもちゃやポスターを見せてあげるのも一つの手です。

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