不活化ワクチン
任意接種
初回接種の月齢・年齢 |
接種回数 |
接種スケジュール |
生後2か月~6か月 |
4回 |
1回目から4週以上の間隔で2回目 |
生後7か月~11か月 |
3回 |
1回目から4週以上の間隔で2回目 |
1歳 |
2回 |
1回目から60日以上の間隔で2回目 |
2~9歳 |
1回 |
1回のみ |
| 10歳以上 | 接種不可 |
病気が重いだけでなく、早期診断が難しいうえに抗生物質(抗菌剤)が効かないこともあります。生後6か月以降からかかる赤ちゃんが増えますので、『生後2か月のお誕生日』がきたらすぐに接種します。ヒブ、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。
生後2か月でヒブ、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンと同時接種で開始して、3か月からはこれらのワクチンに三種混合(DPT)を加えて5種類(4本の注射と1つのシロップ)の同時接種がおすすめです。遅くとも6か月までに最初の3回接種が終わると早く抗体(免疫)ができるので、より望ましいです。
2010年末から公費助成が始まりました。小児用肺炎球菌ワクチンの予診票(接種券)の受け取り方を自治体に確認し、生後2か月から接種できるように準備しておきましょう。
小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は、子どもの肺炎球菌感染症の予防だけでなく、間接的な効果として、ワクチンを受けていない高齢者の肺炎球菌感染症予防に効果的なことがわかっています。多くの子どもにこのプレベナーを接種すると、高齢者がプレベナーに含まれる悪いタイプの肺炎球菌に感染する機会が減少し、結果的に高齢者の重症の肺炎球菌感染症(細菌性肺炎など)が減ります。そのために、WHOも子どもでのプレベナーの接種率を上げることを推奨しています。
また、現在のところ高齢者も含めて10歳以上の人にプレベナーの接種は認められていません。米国では子どもに使用できるプレベナーの改良型(約90種類ある肺炎球菌のうち予防できる菌の型が、重症になりやすい7つから13に増やしたもの:PCV13)が発売になっていますが、日本では治験をしているところです。このワクチンが近い将来大人にも使用される見込みです。子どもは新しいワクチンを待つこと無く、今あるプレベナーを受けてください。
注意:高齢者の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)は、この小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー:PCV)とは全く違うものです。詳しくは成人用肺炎球菌ワクチンのページを参照してください。