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みんなのワクチン相談室
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ワクチン接種方法やスケジュールに関するQ&A

ロタウイルスワクチンの価数って何ですか。
ロタウイルスワクチンには、「1価」と「5価」があります。
ロタウイルス胃腸炎の原因となるロタウイルスにはいくつもの種類(株)があり、このうち胃腸炎の原因が5種類です。5価ワクチン(ロタテック)は、この5種類すべてをカバーしています。一方、1価ワクチン(ロタリックス)は1種類の成分を弱くしてつくられていますが、交叉免疫と言ってほかの4種類に対する予防効果も認められています。
価数が多い方が効果が大きいと考えられがちですが、予防効果は抗体のつき方や体内での増え方に関係します。現時点では、ロタテックとロタリックス予防効果の決定的な違いはないと言われています。
ロタウイルスワクチンの2つの一番大きな違いは、接種回数です。5価ワクチン(ロタテック)が3回、1価ワクチン(ロタリックス)が2回です。
どちらか一方のみ接種している医療機関も多いので、気になるときには事前に問い合わせをしてください。
 
【関連ページ】ロタウイルスワクチン 
 
 
1歳ですが、受け忘れのワクチンがあります。どうしたらよいでしょう。
0歳の赤ちゃんが受ける予防接種は、定期接種のB型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合ワクチン、BCG(ハンコ注射)とロタウイルスワクチンです。1歳では、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合のそれぞれ4回目とMR(麻しん風しん混合)と水痘、おたふくかぜを1回ずつ受けます。
ロタウイルスワクチンは1歳では受けられませんが、それ以外のワクチンはこれからでも間に合います。でも、できるだけ早く小児科で接種計画を立ててください。病気は待ってくれませんので、未接種のうちは感染の危険性があります。
仮に1本も接種していなかったとしても、ためらわずに医師に相談してください。それがお子さんを守ることにつながります。
 
1歳で受けるワクチンを教えてください。
1歳に受けるワクチンは全部で6種類。麻しん風しん混合(MR)、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜの1回目と、ヒブ、肺炎球菌、4種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)の4回目です。どれも大事なワクチンです。小児科の先生と相談し、同時接種で受けましょう。
水痘ワクチンは1回目から3か月以上あけて2回目を受けます。ここまでは息を抜かずに、しっかり接種を受けましょう。
念のため、0歳で受けるワクチンが完了しているかも確認しておきましょう。
 
 
 
ワクチンを受けた日はどのように過ごせばよいですか。
ワクチン接種当日はどのようにすごせばよいのでしょう。赤ちゃんの成長とともに活動的になり、静かに過ごすのが難しくなってきますね。
ワクチンの接種後30分間に特に問題がなければ、アナフィラキシーなどの急激な副反応が起こる心配はまずありません。
現在のワクチンの安全性は高いので、接種後1時間すれば普段通りの生活ができます。保育園に行くのも良し、お風呂もお食事も、いつもの生活で構いません。
では、予防接種後の翌日や数日後に発熱や下痢などの症状で気になることがあったら、どうしたらよいでしょう。受診するかどうかの判断は、ワクチンを受けてないときの普段の判断と同じように考えます。ワクチン接種による発熱は通常1日以内に解熱します。1日経っても解熱しないときはかかりつけ医を受診しましょう。
 
 
 
ワクチンは接種期間のいつごろ受けるのが良いですか。
ワクチンは、接種できる月齢や年齢が決まっています。この接種年齢は、VPD(ワクチンで防げる病気)にかかりやすい時期とワクチンを安全に接種でき、高い効果が得られる年齢を考慮していめられています。
接種の基本は、「受けられる時期が来たら、すぐに受ける」です。定期接種の接種期間を「この期間内に受ければいい」と考えていてはダメ。VPDにかかる前に受けなければ意味がありません。かかってからでは遅いのです。
 
 
 
どのワクチンを優先したほうがよいですか。
どのワクチンをいつ受けるか、最初に受けるワクチンは何か。予防接種スケジュールは複雑ですが、ポイントをおさえて接種順序を考えるようにしましょう。
乳幼児のVPD(ワクチンで防げる病気)は、かかってしまうと重症化するおそれがありますので、基本的には同時接種で受けることを推奨します。BCGは地域によっては集団接種となるため、かかりつけ医と早めに相談してほかのワクチンの接種スケジュールを決めておきましょう。
麻しんや風しんは1歳から定期接種で受けられますが、周囲で流行してる時には生後6か月からでも受けた方がいい場合があります。かかりつけの小児科医に相談してください。
 
 
 
生後2か月、どうしてスタートダッシュが肝心なのですか。
多くの小児科医が「ワクチンデビューは生後2か月の誕生日」を合言葉に、生後2か月の早期からの予防接種を推奨しています。
理由は、赤ちゃんの予防接種は種類も回数も多く、きちんと受けるのが大変だからです。そのために、スタートダッシュが肝心なのです。
初めてのワクチンは生後2か月の誕生日に受けられるように早めに小児科の予約をして準備しましょう。4月1日生まれの赤ちゃんなら6月1日がワクチンデビューの日に決定。『生後2か月の誕生日』には、ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンの4種類を同時接種で受けましょう。